過去の仕事場（０２）
ＺＲＸ４００のオイル漏れ
車両は「ＺＲＸ４００」です。
漏れたオイルが付着したマフラーが熱を持ち、煙がでてオイル漏れに気がついたそうです。
ＥＸマフラーの上にあるオイル・エレメントには、漏れたオイルの「しずく」が見えています。
しかし、エレメントのところから、オイルが漏れているわけではありません。
漏れたオイルを「だどって」いくと、
ヘッドカバーのところから漏れているのが分かりました。
ヘッドカバーを外して、古いパッキンを除去します。
新しいパッキンに入れ替えて、ヘッドカバーを取付しました。
この後、パーツを元通りにして作業を完了しました。
Ｎｉｎｊａ４００の車検整備
「Ｎｉｎｊａ４００」が入庫しました。
バッテリーを充電しています。
エアクリーナー・エレメントを確認しました。
エアクリーナーボックスを取外して、
プラグを交換しました。
（左側の２個が新品で、右側の２個が車体から外したものです）
サブタンクのクーラントが減っていましたので、ＦＵＬＬラインまで補水しておきました。
スロットルボディの清掃に使った綿棒です。
下に写っているものが＃１（左側）、上に写っているのが＃２（右側）に使用。
（左側が、とくに汚れていました）
同調調整をしています。
調整前は、左が「３４ｋＰａ」、右が「２５ｋＰａ」でした。
調整後は、左右とも、「３４ｋＰａ」を表示しています。
光軸を調整しています。
排ガステスターを使って、「ＨＣ」と「ＣＯ」を確認しました。
車検整備完了後に、工場から店内に移動しました。
（御客様が迎えに来られるまで、雨に濡らさない店内にて保管しています）
インシュレーター取替
Ｗ４００が入庫しました。
亀裂の入った、キャブレターホルダ（インシュレーター）の取替で、御来店いただいたのですが、
作業時に、エアクリーナーボックス、キャブレターを取外ししますので、
キャブレターのオーバーホールを、おススメして、承諾をいただきました。
車体から取外ししたキャブレターを見て、
オーバーホールを、おススメして正解だったと確信しました。
（汚れも酷く、油面は標準値を外れていました）
作業の途中で気がついたのですが、ボディアースしている所が錆びていましたので、
サビを剥がして、電気が流れるようにしておきました。
キャブレターを分解して、清掃しました。
油面を標準値に調整しました。
フロートパッキン等、消耗品を交換し、元通りに組み付けしました。
プラグを交換しました。
キャブレターを車体にもどして、エアクリーナーボックスを取付しました。
その後、エンジンを始動して、同調調整しました。
タンク＆外装を取付した後、最後の調整をして作業を完了しました。
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