過去の仕事場(03)
ZEPHYRχ
車検整備で、入庫した「ゼファーχ」です。
タンクに取付しているドレーンホースが折れ曲がっています。
これだけ折れ曲がっていたら、排水することが出来ません。
(タンクからホースを外した瞬間、大量の水が出てきました)
タンクキャップを開けようと、キーをシリンダーに挿して回すのに、異常に重く、固かったです。
タンクキャップが開き、確認してみると、サビていて、詰まっている通路もありました。
パッキンを見てみると、水滴がついていて、タンク内に水が浸入したことが分かります。
(この後、タンク内の水&ゴミの排出作業をしました)
タンクキャップを分解して清掃しました。
(この中からも水が出てきたので、下に敷いてあるペーパーが濡れています)
清掃後に給油しながら組みなおし、
タンクに取付して開錠作業をしてみると、、軽く回るようになりました。
調整付きクラッチレバー
「Ninja1000」の初期モデルは、クラッチレバーに調整機能がついていません。
「Ninja1000SX」の物は、
手の大きさに合わせて、レバーの位置を「遠くしたり」、「近くしたり」、調整することができます。
しかし、「Ninja1000」の物と、「Ninja1000SX」の物とでは、
クラッチスイッチの接続カプラーの形状と、配線の数が違うので、
ポン付けで変更は出来ません。
3本の配線のうちから、必要な2本を選び、
端子を作り替え、同じ形状のカプラーを使って接続しました。
Z250の同調調整
車両は、「Z250」です。
スロットルボディを車体から取外して、
清掃しました。
清掃したスロットルボディを、車体にもどして、同調調整をしています。
キャブレター・モデルなら、車体のタンクを使わずに、整備用の簡易タンクから燃料を供給できますが、
インジェクション・モデルは、フューエルポンプによる燃圧が必要なので、車体のタンクを使います。
タンクを車体に載せてしまうと、工具や、その工具を操作する手を入れるスペースが小さくなるので、
手の大きい私は、作業がしづらい時があります。(私のグローブ・サイズは3Lです)
そんな時は、上の写真のように、タンクを載せた作業台を、車体の横に置いて、
燃料用の延長ホースと、ポンプに電気を供給する延長ハーネスを、つないで作業しています。
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