過去の仕事場(10)
県外から車検整備の依頼
車両は、広島県から車検整備で入庫した「XJR1300」です。
お客様は、四輪メーカーの広島工場で働いていて、
整備士資格も持っています。
普段のメンテナンスは、お客様自身でされていて、
エアクリーナー・エレメントもキレイな状態でした。
「ブレーキが(引きずり)を起こしていたら、オーバーホールしてください」と言われましたが、
キャリパー・ピストンの動きに問題は無く、
オーバーホールは、しないで、
清掃してから、組みなおしておきました。
(ブレーキ・パッドの残量も、問題ありません)
遠方より修理依頼
車両は、和歌山県から入庫した「ZX−10R」です。
昨年、調子が悪くなっていたらしいのですが、
そのまま乗っているとエンジンが止まってしまい、
再始動も出来ない状態になったそうです。
(今回も、不調の原因は、一つではないはずです)
まず、エンジンの始動が出来るところまで戻して、
次に、調子を崩している所を、診ていきます。
スロットルボディは清掃して、同調調整をしました。
充電電圧が低く、レギュレーターを取替したのですが、
レギュレーターとステーターコイルを接続している配線にも問題がありました。
黒い接続カプラーが3個ありますが、
そのうちの2個から銅線が見えています。
1個は、銅線の半分が、切れていました。
3個とも、新しい接続カプラーとハーネスに作り替えしました。
整備済みの車両を、雨に濡らさないように店内に保管していますが、一時、
「黒色」、「緑色」、「青色」、
年式の近い、3台のZX−10Rがならんでいました。
車両を預かった時は、不動車だったので、
トラックに積載されての入院でしたが、
退院時には、普通にエンジンが始動して、走行が出来るようになっていたので、
愛媛まで迎えにきてくれました。
(上の写真は、オーナー様が当店を出発されるときです)
和歌山まで、ツーリングで御帰宅です。
ステーターコイル取替
車両は、「バッテリーあがり」をおこした「Ninja1000」です。
発電していないことが分かり、
オイルを抜いて、ゼネレーターカバーを外しました。
ステーターコイルが焼けています。
新しいパーツに取替し、
車体に取付、配線をつなぎ、
オイルを入れてエンジンを始動すると、発電して、電圧があがりました。
バイクショップ・サキヤマ
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