過去の仕事場(13)
折れたプラグの除去
車両は、Kawasakiの「W400」です。
御客様自身により整備していたところ、
嫌な感触がして、プラグが折れてしまったそうです。
エンジン内にネジ部が残っているので、
その残った部分の除去を、当店に御依頼いただきました。
上の写真の3点をプラグホールより取り出すことができました。
(一番右に写っている小さいワッシャが、燃焼室に落ちていたら大変なことになっていました)
最近、イグニッションコイルを新しい物に取替されたように見えますが、
新しいプラグコードとプラグキャップが固定できていませんでした。
この後、引っ張っても抜けないように取付しておきました。
固定できていなくても、電気は飛ぶのですが、
今回の車両の場合、コードとキャップの接点が離れすぎていたので、
乗ることが出来ていたのか疑問に思いました。
御客様に確認してみると、やはり、エンジンは始動せず、
火花を確認しようとプラグを外していて、折れてしまい、
当店に連絡をいただいたそうです。
GSX−Rの点検
車両は、SUZUKIの「GSX-R1000」です。
2年目の点検です。
バッテリーテスターを接続すると、
「良好、但し、要充電」の表示。
この後、充電しておきました。
フューエル・タンクを取外し、
エアクリーナー・エレメントを確認しました。
プラグを外して、確認しました。
スロットルボディが汚れていたので、
清掃しておきました。
お客様は、「Kawasaki」の大型バイクも所持されています。
「点検に出したい」と御依頼をいただいたときに、
「前回の車検から、そんなに日にちが経過していないから、まだ大丈夫でしょう」と私が言うと、
「あのオートバイではないんですよ」と返答がかえってきて、
増車されたのを知ったのが1年目の点検時でした。
そして今回、2年目の点検も当店に出していただきました。
普通なら、車両を購入したショップ様や、
「SUZUKI」の看板のかかっているショップ様へ出すでしょう。
そうしないで当店を選んでいただき、とても嬉しく思います。
ありがとうございました。
クラッチ&電気系の修理
車両は、Kawasakiの「250TR」です。
御客様は、大きいオートバイも所有されているのですが、
W400に乗っている奥様と一緒に走るとき用に
増車されたそうです。
他に所有している車両に比べて、
ギヤチェンジが固いということで、
クラッチ回りのパーツを取替しました。
「点検もしてください」と言われていたので、
クラッチ以外も見ていきました。
バッテリーの接続が、おかしいですよね。
ボルトの頭の下に隙間があり、固定できていません。
(スターターリレー側も、マイナス側も同じ状態でした)
レギュレーターの接続カプラーは、
奥まで挿しこむことが出来ていないので、
爪が出ていません。
レギュレーターが社外品になっていて、
端子のサイズが違っていたようです。
サイズの合う、接続端子を準備して、
組み替えしていくと、
接続することが、出来ました。
バイクショップ・サキヤマ
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